スキンケア化粧品の選び方

シャンプーの選び方3ステップ

紫外線対策の重要性と選び方

マナラクレンジング無料モニターサンプル

初級化粧品成分解説【ココイルメチルタウリンタウリンNa】とは

化粧品成分

ココイルメチルタウリンタウリンNaは肌と髪に優しい洗浄成分!

今回は、シャンプーや洗顔料などの化粧品に配合されている洗浄成分の一つ、ココイルメチルタウリンタウリンNaについて解説します。

ココイルメチルタウリンタウリンNaとは、タウリン系界面活性剤の一種で、肌や髪に優しい洗浄力を持ち、低刺激で環境にもやさしいという特徴があります。

ちなみにココイルメチルタウリンタウリンNaの「タウリン」が2回出てくるのは書き間違いではありません。

よく成分表示が間違っていると勘違いされますが、これが正しい成分名となります。

 

先に結論

スキンケア品に配合される場合

  • 皮脂や汚れを包み込み、浮かせて洗い流す。
  • 刺激が非常に少なく、敏感肌の方でも安心して使用できる。
  • 肌の表面に保護膜を形成し、水分を保持するため、乾燥肌の方でも使える。
乾燥肌・敏感肌の方でつっぱりを感じる方はこちらの成分が入った洗顔料を使ってみて下さい。
 

ヘアケア品に配合される場合

  • 頭皮や髪についた皮脂や汚れを包み込み、浮かせて洗い流す。
  • 髪の表面に保護膜を形成することで水分を保持し、髪の乾燥を防ぐ。
  • 髪のキューティクルを保護し、髪のダメージを防止する。
  • 刺激が少なく、敏感頭皮の方でも安心して使用できます。
シャンプーに配合すると泡立ち・すすぎ時の指通り・仕上がりのバランスが非常によく、刺激が無いため非常に優れた製品がとなります。(価格は高くなってしまいます。)
 

ココイルメチルタウリンタウリンNaの特徴

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、タウリンという生体内に存在するアミノ酸誘導体と、ヤシ油から得られる脂肪酸との縮合物のナトリウム塩です。

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、タウリン系界面活性剤の中でも、N-アシル-N-メチルタウリン型界面活性剤(AMT)と呼ばれる種類に属しており、陰イオン性界面活性剤の中では最も低刺激で、皮膚への残存性も低いという特徴を持っています。

また、ココイルメチルタウリンタウリンNaは、水に素早く溶けるので、洗い流しやすく、肌表面にほとんど残らないというメリットもあります。

 

ココイルメチルタウリンタウリンNaの効果

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、肌や髪に優しい洗浄成分として、以下のような効果が期待できます。

 

肌のバリアを壊さない

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、肌の最表層である角質層のタンパク質を変性させないので、肌のバリア機能を損ないません。

肌のバリア機能が低下すると、乾燥や刺激、紫外線などの外的要因に弱くなり、肌トラブルの原因となります。

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、肌のバリア機能を保護しながら、汚れを落とすことができます。

 

洗顔後の乾燥を防ぐ

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、洗顔後の肌の水分量を減らしません。洗顔後の肌の水分量は、肌の乾燥やハリの低下に影響します。

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、洗顔後の肌の水分量を保ちながら、汚れを落とすことができます。

 

髪のキューティクルを守る

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、髪の表面を覆っているキューティクルの損傷を抑えるます。キューティクルは、髪のツヤや弾力、保湿などに関係する重要な部分です。

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、髪のキューティクルを守ることができます。

 

スキンケアにおけるココイルメチルタウリンタウリンNaの役割とは

  • 洗浄効果: 皮脂や汚れを包み込んで浮き上がらせ、洗い流す効果があります。非常に優しい洗い上がりとなります。
  • 保湿効果: 肌の表面に保護膜を形成し、水分を保持する効果があります。乾燥肌の方や、肌のつっぱりを感じやすい方におすすめです。
  • バリア機能強化: 肌のバリア機能を強化し、外部刺激から肌を守る効果があります。
  • 低刺激: 刺激が非常に少なく、敏感肌の方でも安心して使用できます。
肌をいたわった洗顔に使用されますので、敏感肌・乾燥肌の方にお勧めです。
 

ヘアケアにおけるココイルメチルタウリンタウリンNaの役割とは

  • 洗浄効果: 頭皮や髪についた皮脂や汚れを包み込んで浮き上がらせ、洗い流す効果があります。
  • 保湿効果: 髪の表面に保護膜を形成し、水分を保持する効果があります。乾燥髪の方や、髪のつっぱりを感じやすい方におすすめです。
  • 髪のダメージ防止: 髪のキューティクルを保護し、髪のダメージを防止する効果があります。
  • 静電気防止: 髪の静電気を防止する効果があります。髪の摩擦を軽減し、髪のまとまりを良くします。
  • フケ防止: 頭皮の炎症を抑える効果があります。フケや頭皮のニオイが気になる方におすすめです。
  • 低刺激: 刺激が少なく、敏感頭皮の方でも安心して使用できます。
素晴らしい成分です、こちらの成分が上位に来るものを是非使用してみて下さい。使用感としてはさらっとまとまる髪に仕上がります。

 

まとめ

ココイルメチルタウリンタウリンNaは、タウリン系界面活性剤の一種で、肌や髪に優しい洗浄成分として化粧品に広く使われており、さらには低刺激で皮膚への残存性も低く、水に素早く溶けるので、洗い流しやすいという特徴があります。

また、ココイルメチルタウリンタウリンNaは、肌のバリア機能や水分量を保護したり、髪のキューティクルを守るという効果もあります。

しかし、高価な成分のため、商品の価格が高くなってしまうというデメリットもあります。

この成分が全成分表示の上位で使われている化粧品は、肌や髪、特に髪のことを第一に考えて作られていると思って良いでしょう。非常に多くの方にお勧めできる成分です。

コメント