紫外線は全ての肌トラブルの原因!肌悩みを起こさない習慣を作ろう!
紫外線。
私たちの肌に忍び寄るこの見えない敵は、日常生活の中でふとした瞬間にダメージを与え続けています。
その影響を感じ取れるのは今ではなく、数年後。シミ、しわ、たるみ…未来の自分が気づく頃には、手遅れになっていることが多いのです。
あなたの肌は、あなた自身を守る大切なバリアです。
そんな大切な肌を、紫外線から守ることができるのは「今」しかありません。
今、あなたが少しでもUVケアを意識すれば、数年後に「やっていてよかった」と心から思えます。
初心者でも手軽に始められる紫外線ケアを中心に、基本的なUVケアの方法をわかりやすく解説します。
紫外線は全ての肌悩みの原因になると考えています。
紫外線対策をしないと、高い化粧品使っても肌トラブルは解決せず、繰り返し症状が発生してしまいます。
そもそも紫外線とは何か?
UV-A波:肌の奥深くまで達し、シワやシミの原因。
UV-B波:肌の表面に作用し、日焼けや炎症の原因。
・肌の黒化:肌をすぐに黒くする。
・肌の炎症:肌に赤い炎症を引き起こす。
・シミ:メラニン合成を促進し、シミの原因。
・ハリの低下:肌の弾力性やハリを失わせる。
・ニキビ:炎症がニキビ発生の元となる。
・毛穴:肌ダメージを蓄積させ、毛穴が開く。
肌トラブルの多くが、紫外線が原因です。必ず紫外線対策をしてください。
UVケアは即効性だけでなく、長期的な効果も大きいため、継続してケアすることが大切です。
日々の紫外線ダメージの蓄積を防ぎ、将来的な肌の老化を遅らせることができます。
UVーA波の特徴
UV-A波は波長が長いため、肌の奥深くまで到達し、じわじわと蓄積的なダメージを与えます。
UV-A波は、雲や窓ガラスも通り抜けやすい性質を持っています。
曇りの日や日の当たる室内でも注意が必要です。
【持続的な影響】
UV-A波は急激な日焼けを引き起こすUV-B波とは異なり、一見すると肌への影響は少ないように見えます。実際には長期的かつ持続的に肌にダメージを与え続けます。
UV-A波による肌へのダメージは蓄積性が高いため、日常的な紫外線対策が重要です。
特に、40代を超えるとUV-Aの影響によるシワやたるみが目立つようになるため、若いうちからの継続的なケアが大事です。
PA++++という表記がこちらのUV-A派の防御指数です。
UVーB波の特徴
UV-B波は肌表面の細胞に強く作用し、急激な日焼けを引き起こします。
海で遊んだ日に赤くなって、シャワーを浴びると痛いと感じるのはこちらの影響です。
UV-B波は肌の表面に強く作用し、急激な日焼けを引き起こします。これにより、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりする炎症反応が生じます。
強いUV-B波を浴びると、やけどのような状態になり、水ぶくれができることもあります。
【シミやそばかすの形成】
UV-B波は肌表面の細胞にダメージを与え、メラニンの過剰生成を促進します。
これにより、シミやそばかすなどの色素沈着が引き起こされます。
紫外線は子どもの時に一生の半分程浴びると言われています。将来の美肌を手に入れる為には若いうちからケアする事が重要です。
紫外線を浴びるとどうなるか
・肌の炎症:肌に赤い炎症を引き起こす。
・シミ:メラニン合成を促進し、シミの原因。
・ハリの低下:肌の弾力性やハリを失わせる。
・ニキビ:炎症がニキビ発生の元となる。
・毛穴:肌ダメージを蓄積させ、毛穴が開く。
肌悩み(肌トラブル)ごとの対策やおすすめ製品については、下記で詳しく解説しています。
間違った化粧品を使うと、症状を悪化させてしまいますので、正しいケアをしてください。
【初心者向け】肌悩み別スキンケア解説はこちら
SPFは紫外線防御効果の強さを表す
販売されているUVケア製品には、SPF50やPA++++のような表記がされています。
SPFとPAは日焼け止め製品の紫外線防御効果の強さを示す指標です。
・数値が大きいほど効果が高くなります。
・SPF1は約20分間の紫外線防御を意味します。
製品を選ぶ時の目安
日常生活(通勤・買い物など):SPF10〜20
屋外での軽いスポーツなど:SPF20〜40
長時間の屋外活動や海水浴:SPF50以上
・+の数で効果の程度を表します:PA+~PA++++
・+の数が多いほど効果が高くなります。
PAの種類 | UVAカットの目安 | |
---|---|---|
PA+ | UVA防止効果がある | 日常生活(通勤・買い物) |
PA++ | UVA防止効果がかなりある | 日常生活(通勤・買い物) |
PA+++ | UVA防止効果が非常にある | 屋外での軽いスポーツ |
PA++++ | UVA防止効果が極めて高い | 長時間屋外活動や海水浴 |
こまめな塗り直しが重要です。3時間おきに塗りなおしましょう。
紫外線対策とは(UVケアとは)
紫外線の対策はどういったものがあるのでしょうか。
それぞれの製品で、使用シーンや使用感が異なります。
おすすめ度:★★★★★
メイクの下地として使用しながらUV対策ができる。
年中使いやすく、継続してケアができる。
【UVカットファンデーション】
おすすめ度:★★★★☆
ファンデーションとUV対策を兼ねたタイプ。
化粧下地と組み合わせて、相乗効果あり。
【UVカットパウダー】
おすすめ度:★★★★☆
メイクの上から重ね塗りできる。
携帯に便利で外出先での塗りなおしに適している。
➡初心者向けおすすめ製品※タップでスクロール
おすすめ度:★★★★☆
SPFとPAの値が高いものが多い。
水にも強く、しっかりとUVケアができる。
【UVカットミルク】
おすすめ度:★★★★★
乳液タイプで保湿効果が高く、刺激も少ない。
水にも強く、しっかりとUVケアができる。
【UVカットジェル】
おすすめ度:★★☆☆☆
さっぱりとした使用感で、塗りやすい。
水に弱く、UVカット効果が低いものが多い。
➡初心者向けおすすめ製品※タップでスクロール
おすすめ度:★★★☆☆
手軽に塗り直しができる。
メイクの上からも使用可能。
エタノールが多く、刺激を感じる人がいる。
【UVカットスプレー】
おすすめ度:★★★★☆
髪や首、デコルテなど広範囲に素早く塗布できる。
塗り直しが非常に簡単で、何度も使いやすい。
➡初心者向けおすすめ製品※タップでスクロール
初心者におすすめのUVケア製品
UVケア製品は様々なものが販売されており、効果が高いものが多いです。
その中でも私が初心者にお勧めする製品を紹介します。
使用シーンに合わせて、3タイプ全て使ってほしいです。
化粧下地、ファンデーション
・うるおいとテカリ防止のバランスが良い。
・混合肌の人にもおすすめ。
・さらっとした質感で、ニキビ予防成分も配合。
・混合肌の人にもおすすめ。
下地でしっかりとUVケアをして下さい。毎日紫外線予防することが大切です。
外出時のしっかりケア
・耐水性が非常に高く、UVケア効果を維持する。
・塗り直しができないときにもおすすめ。
・医薬部外品でトラネキサム酸を配合している。
・敏感肌の人にお勧め。
塗り直しができる状況であれば、SPF値が低い製品を使うとさらに肌に優しいです。
塗りなおしタイプ
・どこでも簡単に塗り直しができる。
・エタノールが多く配合されているので、敏感肌はNG
・スプレーなので広範囲にさっと塗れる。
・髪にも使えるので全身を即UVケアできる。
UVカット効果は徐々に減少していく為、こまめに塗りなおすことが非常に大切です。
UVケア製品を使うときの注意点
UVケア製品は下記の注意点を守って使用して下さい。
3つに絞って解説します。
①塗り直しを行う
UVケア製品は時間と共に効果が落ちます。(成分が紫外線と反応して減っていくイメージ)
また、汗や皮脂で取れてしまうことでも効果が落ちます。
目安としては、3時間に1度の間隔で塗り直しを行うようにしてください。
②塗り残しをなくす
UVケア製品は塗り残しの無いようにしっかりと付けて下さい。
顔だけでなく、首、耳、手足など露出しているすべての部分に塗ることが重要です。
髪や頭皮も紫外線の影響を受けるため、スプレータイプを使用するのもおすすめです。
塗り直しも考えると、スプレータイプを1つ持っておくのが良いです。
③しっかりと洗浄する
UVケア製品を使用した日は必ずしっかりと洗浄をしてください。
耐水性の高い製品が多く、水やせっけんでは落としきれない可能性もあります。
オイルタイプのクレンジングでしっかりと落とし、さらに洗顔も行ってください。
落としきれなかったUVケア成分は肌トラブルの原因となります。
まとめ
今回はUVケアの重要性について解説しました。
肌トラブルの原因は多くが紫外線です。
特に紫外線によって炎症を起こした肌は、バリア機能が低下し外部刺激に弱い状態となってしまいます。
また、長期的にも悪影響があり、将来のしみ・シワの原因となるため、若い時から常にケアを続けていくことが大切です。
UVケア成分は肌には刺激になりますので、しっかりと洗浄して落とすことも重要です。
耐水性があるということは水で落ちないということですので、刺激のあるUV成分を落とすためにクレンジングは必ず行ってください。
耐水性が高い製品が多い為、オイルタイプのクレンジングを使用する事をおすすめします。
間違った化粧品の使用は、かえって肌トラブルを悪化させてしまいます。
症状が改善しない場合は、皮膚科医などの専門家に相談することをおすすめします。
【初心者向け】スキンケアの選び方解説はこちら