クリームは全ての人に必須のスキンケア!初心者でもわかるクリームの正しい選び方
「クリームって必要?」「化粧水だけでOK?」
スキンケアの中でもクリームは非常に重要です
しかし、油分が含まれている性質上、乳液は正しく使わないと肌トラブルの原因となってしまいます。
また、肌の状態は人それぞれで、同じ人でも季節や環境の変化でコンディションが変わります。
クリーム選びで迷わないよう、肌タイプやライフスタイルに合わせた最適なクリームの選び方を解説します。
自分の肌に合うクリームを選べるようになりましょう。
クリームは肌の水分保持に最重要
スキンケアクリーム最大の目的は水分保持です。
化粧水や美容液で補給した「水分」や「美容成分」をクリームでカバーし、肌からの蒸発を防ぎます。
これまでのスキンケアを無駄にしないために、必ずクリームで蓋をしましょう。
他にも以下の役割があるのであわせて解説します。
- 長時間の保湿
- バリア機能の強化
- 美容成分の配合
役割① 長時間の保湿
肌を長時間保湿するために、クリームは肌の上に油膜を作り、水分を閉じ込める役割があります。
乾燥した環境や加齢、紫外線などの外部環境によって肌が乾燥すると肌トラブルの原因となります。
クリームを使うことで、水分の蒸発を防ぎ、化粧水や美容液の効果を高めましょう。
役割② バリア機能の強化
バリア機能とは、肌の1番外側である角質層が外部からの刺激を受けるクッションのような役割をし、肌の内側を守ることです。
※外部刺激:紫外線、汚染物質、乾燥など
角質層は角質細胞と細胞間脂質(セラミド、コレステロール、脂肪酸など)で構成されていますが、外部刺激やストレスの影響を多く受ける為、バランスが崩れやすい部分です。
バランスが崩れてバリア機能が弱くなると、肌トラブルが増えるため、クリームの保護膜で補助が必要です。
役割③ 美容成分の配合
クリームは化粧水(水溶性)では配合することができない、油溶性の美容成分を配合する役割があります。
油溶性の成分にはビタミンC誘導体やレチノールなどがあります。
化粧水や美容液とあわせて、自分の肌悩みにあった成分を選びましょう。
初心者は何を選べぶべきか?※タップでスクロール
クリームの種類は主に3種類
保湿クリーム | ジェルクリーム | オールインワン | |
肌タイプ | 普通肌 乾燥肌 混合肌 |
脂性肌 | 忙しい人 初心者 |
主な目的 | 長時間保湿 | 脂性肌向け 保湿 |
時短 |
使用感 | しっとり | さっぱり | 普通~しっとり |
保湿力 | 高い | 中程度 | 中~高 |
特徴 | 油分:多い 保湿力:高い べたつき:あり 季節:年中 |
油分:中程度 保湿力:中程度 べたつき:少ない 季節:夏 |
油分:中~高 時短スキンケアで、 継続しやすい。 |
クリームは主に3種類あり、肌状態と環境によって使い分ける必要があります。
脂性肌以外の人は、保湿クリームを使いましょう。
スキンケア全体の効果が高くなります。
しかし、継続することが美肌への近道なので、時短で継続しやすいオールインワンジェルもおすすめです。
クリーム開発の際は、使用する人の皮脂量や季節を考えています。
その他目的別クリーム(日焼け止めやアイクリーム)
クリームと呼ばれるものには、以下のようなものもあります。
- 日焼け止めクリーム
➡保湿クリームとは別ものとして考えて下さい。
外出前に保湿クリームの上から重ねて使用します。
※SPF50+などの表記がある - アイクリーム
➡保湿クリームの前に使用します。
美容液のように集中ケアが目的です。 - 美白やニキビに特化したポイント用クリーム
➡保湿クリームの前に使用します。
美白・ニキビ用だけでは保湿力が不足しています。
※ハイドロキノン、サリチル酸など
どれも保湿以外に特化しており、クリームの本来の目的が達成できません。
必ず保湿用のクリームとあわせて使用して下さい。
日焼け止め以外は刺激があるため、上級者向けです。
専門家が教えるクリームの選び方3ステップ
1年を通して同じ化粧品を使用していませんか?
私たちの肌状態は毎日変化しています。
さらに、冬は乾燥・夏は紫外線の量が増えるといった外部環境の変化もあります。
今の肌状態に適切なクリームを自分で選べるようになるために、3つのポイントを解説していきます。
- 肌タイプにあった選び方
- 肌悩みと成分に注目する
- 季節や環境も重要
選び方①:肌タイプにあった選び方
私は肌タイプを5種類に分類しています。
自分の肌タイプにあわせてクリームを選んで下さい。
肌タイプの特徴 | 選ぶクリーム | クリーム選びのポイント | |
普通肌 | 水分と油分のバランスが良い 肌トラブルが少ない状態 |
保湿クリーム (しっとりタイプ) |
肌状態は良いので継続が最重要。 |
乾燥肌 | 水分と油分が不足した状態 カサつきやつっぱり感がある |
保湿クリーム (しっとりタイプ) |
しっかりと保湿力があり、 持続時間が長いものを選ぶ。 |
脂性肌 | 皮脂の分泌が多い 肌トラブルが多い状態 (ニキビ・毛穴開きなど) |
ジェルクリーム | 油分が多すぎると肌トラブルの原因に なるため、さっぱりしたものを選ぶ。 |
混合肌 | Tゾーンは脂性肌 Uゾーンは乾燥肌 |
保湿クリーム (さっぱりタイプ) オールインワン |
理想はTゾーンとUゾーンで使い分ける。 時間やコストを考えると、 オールインワンも使いやすい。 |
敏感肌 | 刺激に敏感な状態 赤みやかゆみが出やすい |
敏感肌用クリーム | 敏感肌向けのものを選び、 かゆみが出たらすぐに使用をやめる。 アルコールフリー、 パラベンフリー、鉱物油フリーを確認。 |
【初心者向け】肌タイプ別の選び方はこちら
選び方②:肌悩みと成分に注目する
次に、肌悩みに対して改善を促す成分が入っているものを選びます。
今の自分の肌悩みについて理解し、正しい成分を選べるようにしましょう。
私のおすすめ成分を一覧で紹介します。
美容効果が高く、安全性の高い成分です。
肌悩み | おすすめ成分 | 効果 |
ニキビ 吹き出物 |
アラントイン サリチル酸 |
アラントインはできたニキビを鎮静させる抗炎症効果。 サリチル酸は毛穴のつまりを改善しニキビを予防。 |
乾燥肌 かさつき |
セラミド | 肌のバリア機能を高め、保湿成分の効果を高める。 |
しみ そばかす |
ビタミンC誘導体 ナイアシンアミド |
メラニンの生成を抑制し、肌のトーンを均一にする。 |
シワ | レチノール ナイアシンアミド |
コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力を高め、シワを目立たなくします。 |
毛穴の開き | AHA | 古い角質を除去し、毛穴を引き締める。 刺激がでた場合はすぐに使用を中止してください。 |
肌のくすみ | ビタミンC誘導体 | メラニンの生成を抑制し、肌のトーンを均一にします。 |
各肌悩みの詳細な対策成分は、こちらで解説。
選び方③:季節や環境も重要
季節や環境、スキンケアのタイミングに応じて使用するクリームを選んでください。
例えば、夏と冬では選ぶクリームは異なります。
また、丁寧なスキンケアを行うのであれば、朝と夜も使い分ける必要があります。
紫外線の影響が大きく、湿度が高い。
➡炎症を防ぐ成分が配合されていて、さっぱりした化粧水を選ぶ。
【冬】
湿度が低く、暖房でさらに乾燥する。
➡普段よりも保湿力の高い化粧水を選ぶ。
日中は紫外線を浴びるため、抗炎症成分を選ぶ。
皮脂や汗の分泌が増え、油分が過剰になる。
メイクをする場合、過剰な油分が化粧崩れの原因となる。
➡炎症を防ぐ成分が配合されていて、さっぱりめのクリームを選ぶ。
【夜】
乾燥しやすい環境。
肌の再生力が高まる時間。
➡保湿力が高く、補修成分が多いものを選ぶ。
スキンケアは丁寧にやれば効果が高まるので、継続できる範囲で続けましょう。
最適なクリームの選び方
これまでの選び方を組み合わせることで、自分にあった最適なクリームを探せるはずです。
選び方例を2パターン解説します。
肌状態は混合肌 (さっぱり保湿クリーム)
⇩
肌悩みはシミ (美白さっぱり保湿クリーム)
⇩
季節は冬 (美白しっとり保湿クリーム)
【使うクリーム】
夜:美白しっとり保湿クリーム
朝:美白あっさり保湿クリーム
または、オールインワンジェル(朝の時短)
選ぶ成分:ビタミンC誘導体、トラネキサム酸
肌状態は脂性肌 (ジェルクリーム)
⇩
肌悩みはニキビ (ニキビ用ジェルクリーム)
⇩
季節は夏 (ニキビ用さっぱりジェルクリーム)
【使うクリーム】
夜:ニキビ用さっぱりジェルクリーム
朝:ニキビ用さっぱりジェルクリーム
選ぶ成分:アラントイン
ネットで買い物することも多くなりました。製品情報を見て選べると良いですね。
クリームと化粧水・乳液の違いは保湿時間
特徴 | 化粧水 | 乳液 | クリーム |
主な役割 | 水分補給、肌の柔軟化 | 水分・油分のバランス調整 | 長時間の水分保持 |
テクスチャー | 軽く、水っぽい | 軽めのエマルジョン | 濃厚で重め |
成分の主成分 | 水+保湿成分 | 水分+保湿成分+油分 | 油分+保湿成分+水 |
タイミング | 洗顔後 | 化粧水の後 | スキンケアの最後 |
主な対象 | 全ての人 | 乾燥肌、敏感肌 | 脂性肌以外 |
化粧水の水分補給だけでは、スキンケアをしても効果を得ることはできません。
クリームで化粧水や乳液の水分を保持することで、長時間肌の潤いを保ちます。
スキンケアは使い分けが必要
スキンケアの基本は「洗浄、保湿、UVケア」です。
保湿の工程は丁寧に行うと何工程にも細分化ができますが、正しく使い分けると年中美しい肌を保てます。
あなたの肌は1年中同じ状態ではありません、夏と冬でも状態は異なりますので正しく使い分けてください。
ただし、保湿は「化粧水+クリーム」を必ず行うようにしてください。
乳液は状況によって使い分けてください。
クリームの成分と効果とは
成分構成 | 割合 | 目的 | 代表的な成分 |
水分 | 60% | 肌の水分補給 | 水 |
油分 | 20% | 水分蒸発を防ぐ | ジメチコン スクワラン ホホバオイル |
保湿成分 | 10% | 肌で水分を抱える | グリセリン BG DPG |
乳化剤 | 5% | 水と油を混ぜる | ステアリン酸 セタノール PEG |
その他 | 5% | 美容成分 防腐剤 |
ナイアシンアミド
アラントイン パラベン |
クリームの成分は上記表のようになっており、油分の割合が非常に高いです。
この油分に肌の水分蒸発を防ぐ役割があります。
見るべきポイントは油分と保湿成分の表示順序です。
化粧品の成分表示は配合量が多いものから順に書かれています。
油分が保湿成分よりも後ろに来ている製品は、肌の水分蒸発を防ぐ力が弱く、べたべたした使用感となります。
特に「水」の次に「グリセリン」が書かれているクリームは選ばないようにしてください。
化粧品全成分の読み方はこちらで解説。
クリームを使うタイミングと正しい使い方
クリームはスキンケアの最後に使う
スキンケアの大まかな流れは、
洗浄➡保湿➡UV対策 となります。
スキンケアは正しい順序で行うことで、効果が高まります。
間違ったスキンケアは肌トラブルの原因となりますので、しっかりと手順を守ってください。
②洗顔
③化粧水
⑤クリーム
⑥UVケア
これを朝と夜の2回行ってください。
【初心者向け】それぞれの役割解説はこちら
クリームの正しい使い方
クリームは化粧水や乳液をつけた後、湿っている状態の肌へすぐに使用してください。
化粧水は油分が少ないため、つけた直後から水分が失われていきます。
また、湿っている状態でクリームを使うと、化粧水の導入効果で成分が浸透しやすくなります。
- クリームを手に取り、両手で温める。
- 顔全体に優しく押さえ込むように塗る。
- 乾燥しやすい頬や目元を中心に塗る。
頬➡目元➡おでこ➡口元➡鼻まわり
顔にちょんとクリームをおいて伸ばすよりも、摩擦が少なく時短にもなります。
クリームを使わない場合のデメリット5つ
① 肌の乾燥が進行する
- カサカサ肌(粉吹き)
- つっぱり感
- 皮脂の過剰分泌
クリームは、スキンケアの最終段階で保湿成分や水分を閉じ込める重要な役割を果たしています。
クリームを塗らないと、肌に必要な水分が時間とともに蒸発してしまい、肌は乾燥します。
また、油分が不足していると肌は皮脂を過剰分泌し、脂性肌へなってしまいます。
脂性肌は肌トラブルが発生しやすいので、見た目も悪くなります。
② 肌のバリア機能が低下する
- 外部刺激に弱くなる
- 炎症や肌荒れが起こる
肌は本来、外部の刺激や雑菌から守る「バリア機能」を持っていますが、水分と油分のバランスが正常であることで効果を発揮します。
油分が少ない状態はバリア機能が正常に働きません。
さらにクリームには油分の膜を作ることで、バリア機能を補助する役割もあります。
バリア機能が低下することで、紫外線やほこりや汚れが肌に直接触れてしまい、炎症や肌荒れなどのトラブルの原因となってしまいます。
③ 早期老化でシワやたるみができる
- 乾燥によるシワ
- 肌のたるみ
- 肌のごわつき
肌が乾燥すると、弾力が失われてシワやたるみができやすくなります。
人が老けて見える理由として「シワ」「たるみ」「ごわつき」があります。
肌の水分量が不足することで発生する肌トラブルです。
特にシワやたるみは慢性的に続いてしまうと、クセがついてしまい改善が難しいです。
常に水分が保持されていることを意識しましょう。
④ 化粧のノリが悪くなる
- メイクが浮く
- 化粧崩れ
水分と油分のバランスが取れていない肌はメイクのノリが悪くなってしまいます。
乾燥した肌にメイクをすると、肌の表面が粉っぽくなり、メイクが均一に付着しません。
さらに乾燥している肌は皮脂を過剰に分泌するため、メイクが崩れる原因となります。
メイクはスキンケアの直後にすることをおすすめします。
⑤ 肌のターンオーバーが乱れる
肌のターンオーバーは、皮膚が新しく生まれ変わるためのサイクルのことです。
このサイクルは3週間で皮膚が入れ替わっており、古い角質がはがれ落ちることで健康な肌を保っています。
肌の保湿ができていないと、肌の表面が硬くなって古い角質がはがれにくくなり、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れると肌はくすみやざらつきが目立つようになり、毛穴が詰まる原因にもなります。
オールインワンジェル・クリームだけでは油分が足りない
オールインワンジェルやクリームは手軽にスキンケアができますが、油分が不足してしまいます。
その理由はオールインワン商品は水分量が多く、油分が少なめに設計されているからです。
化粧水の効果を持たせながら、油分も補給するクリームを開発するためには自然とこの構造となります。
ただし湿度の高い夏や、汗や皮脂の分泌量が増える日中(朝のスキンケア)であればオールインワンジェルを使うことも検討してください。
化粧品を使い分けられるようになることは、美しい肌を保つために大事なステップアップです。
クリームの後に紫外線対策(UVケア)も必須
日中は紫外線対策を忘れずに行いましょう。
日焼け止めを使用することで、肌を守り、トラブルを未然に防ぐことができます。
化粧水やクリームで保湿することも大切ですが、紫外線対策を行い、肌トラブルを防ぐことも重要です。
【初心者向け】紫外線対策の解説はこちら
クリーム使う7つの注意点
クリームを使うときの注意点を7つ解説します。
今までの内容と重複しますが、重要な部分なので復習の意味でも確認してください。
① 適量を使用する
- 過剰な使用は逆効果
多すぎる量のクリームを塗ると、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビや吹き出物の原因になります。また、肌がクリームを吸収しきれず、べたつき感が残ることもあります。 - 少なすぎる量は効果が薄い
少ない量では、十分な保湿やバリア機能が得られません。適量はパール粒大や小豆粒大が目安です(製品による推奨量を参考に)。 - 1日2回が基本
クリームは朝と夜の2回が基本です。過剰に使用すると、肌の自然なバリア機能が低下する可能性があります。特にニキビや皮脂過多が気になる場合は、使用頻度や量を調整しましょう。
② 清潔な肌に塗布する
- 汚れやメイクが残っている状態で使わない
クリームを塗る前には、クレンジングや洗顔をしっかり行い、肌を清潔に保つことが大切です。汚れが残ったままだと、肌トラブルの原因になります。 - 化粧水や乳液の後に使用する
クリームは基本的にスキンケアの最後のステップです。化粧水や乳液を使って肌を整えた後に塗布し、水分を閉じ込めるために使用します。
③ 肌質や季節に合わせて使う
- 乾燥肌や敏感肌にはリッチなクリームを使う
乾燥肌の人は、保湿力が高く、油分が多めのクリームを選びましょう。 - 脂性肌には軽めのクリームを使う
脂性肌の場合は、重すぎるクリームは避け、ジェルタイプや軽いテクスチャのものを選ぶと、毛穴詰まりを防げます。グリセリンフリーもおすすめです。 - 季節による調整が必要
冬は乾燥しやすいため、より保湿力の高いクリームが必要です。一方で、夏場は軽めのクリームが適しています。
④ 有効期限や保管方法
- 開封後は早めに使い切る
クリームは酸化しやすいため、開封後の使用期限を守ることが大切です。酸化したクリームは、効果が低下し、肌トラブルの原因になります。 - 直射日光や高温多湿を避けて保管
クリームは室温で保管し、直射日光や高温多湿の場所を避けましょう。温度や湿度の変化により、クリームの品質が変化することがあります。
⑤ 特定成分の確認とアレルギーの注意
- アレルギーテストを行う
敏感肌やアレルギーが心配な場合は、パッチテストを行い、肌に合うか確認しましょう。少量を腕の内側に塗り、24時間経過後に異常がないか確認します。 - 配合成分に注意
香料、着色料、アルコールなど、刺激の強い成分が含まれている場合、肌荒れを引き起こす可能性があります。自分の肌に合った製品を選び、成分表示を確認しましょう。
肌に異常が現れた場合、すぐに使用を中止してください。
⑥ 使用する順番に気をつける
- 化粧水や美容液の後に使う
スキンケアの順番としては、化粧水や美容液を使った後にクリームを塗るのが基本です。クリームを先に塗ると、他のスキンケア製品が浸透しにくくなるため、効果が減少します。 - クリームは必ず使う
クリームは肌の水分蒸発を防ぐ重要な役割があるため、省略しないでください。肌状態で油分が多いと感じる場合は乳液を省略するのが良いです。
⑦ 季節や環境の影響に応じた調整
- エアコンによる乾燥
室内でエアコンを使用することが多い場合、肌が乾燥しやすくなります。特に冬場の暖房や夏場の冷房による乾燥を防ぐために、こまめに保湿ケアを行いましょう。 - 必ず紫外線対策を行う
クリームでケアをしても紫外線をあびることで、新たな肌トラブルが発生したり、肌状態が悪くなってしまいます。特に夏場は外出時のUVケアを徹底してください。
初心者おすすめのクリーム
乳液の使い方【初心者向け】
クリームの選び方を解説してきましたが、最初は難しいと思います。
スキンケア初心者は、まず下記の通りスキンケアを行い、おすすめのクリームを使用して下さい。
スキンケアに慣れてきたところで、自分の肌にあったクリームを選ぶようにしましょう。
②洗顔
③化粧水
④クリーム
外出前:UVケア
男性でもクレンジングから始めると効果が高いのでおすすめです。
初心者おすすめのクリーム
朝:べたつかずバリア効果が高いクリーム
・医薬部外成分配合で効果が高い。
・乾燥による肌荒れにも効果がある。
べたつきが少ないため、すぐにメイクを開始できるのもメリットです。
夜:は保湿力と肌の補修力が高いクリーム
・独自開発のライスパワーNo.11+を配合
・医薬部外品で効果が高い
まとめ
クリームは化粧水で補給した水分を、長時間維持するためのスキンケアです。
正しくクリームをつかうことで、化粧水や美容液の有用成分の効果を高められます。
しかし、間違った使い方や自分の肌に合わない乳液の使用は、肌トラブルの原因となります。
肌質に合わせてクリームを選び、季節や環境によっても使い分けることが重要です。
毎日のスキンケアを見直すことで、肌の状態は確実に変わっていきます。
シンプルなステップのようでありながら、正しいスキンケアを継続すると劇的に変化があります。
今日からスキンケアに少しだけ時間をかけて、自分の肌と向き合う時間を増やしてみて下さい。
毎日の積み重ねが、将来の美しい素肌へとつながります。
【初心者向け】スキンケアの選び方解説はこちら