MilkyCreamは、有効成分として「ヘパリン類似物質」が配合されており、乾燥肌の改善と肌本来が持つバリア機能の改善・補助が見込めます。
また、医薬部外品として厚生労働省に承認されているため、長く使うことで改善が見込める量の成分がしっかりと配合されています。
乾燥肌と敏感肌におすすめのクリームです。
奥さんが子ども向けのクリームを探していて、「ミルキークリーム」の効果を解説してほしいとリクエストがあり、開発者の目線で成分から期待できる効果を確認していきます。
ヘパリン類似物質配合で「高保湿」と「低刺激」を実現!肌本来のバリア機能を改善して健康的な肌を目指す
ヘパリン類似物質 | ヘパリン | |
主な用途 | 保湿、乾燥肌や肌荒れのケア |
血液凝固防止(医療現場)
|
化粧品への配合 | 〇 | × |
効果 | 高保湿 血行促進効果 抗炎症効果 |
血液をサラサラにする
血栓の形成を防止 |
メカニズム | 角質層に水分を保持し、バリア機能をサポート 血液をサラサラにして、血行を促進する |
抗凝固作用による血液凝固の防止
|
安全性 | 安全性が高い アレルギーリスクが低い |
医師の管理下で使用
高用量で出血リスクあり |
価格 | 安い | 高い |
ミルキークリームは「ヘパリン類似物質」と「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合し、ダブルの有効成分で医薬部外品として承認されている乾燥肌向け高保湿クリームです。
ヘパリン類似物質は乾燥肌の治療として医薬品にも使われるほど保湿力が高く、肌を潤った状態に保つことで肌本来のバリア機能を補助することができます。
バリア機能が改善されると紫外線をはじめ、汚れや直接の刺激など外部刺激から肌を保護する効果が高まるので、肌トラブルを防ぐ予防ケアができます。
さらに、ヘパリン類似物質の成分は低刺激であり、敏感肌や子供でも安心して使用できます。
乾燥肌も肌トラブルが起きやすいため、低刺激が意識されているのはうれしいですね。
もう一つの有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムは、肌荒れや紫外線による炎症を抑えることで、肌トラブルの改善を早める効果があります。
また、炎症が長引くと肌にシミやシワが発生してしまうため、これらの予防にもなります。
ヘパリン類似物質の血行促進効果が肌のターンオーバーを正常化
ヘパリン類似物質の特徴である血行促進効果が肌の細胞に十分な酸素と栄養が供給することで、新陳代謝が活性化し、肌のターンオーバーを正常化させます。
くすみやゴワつきが軽減され、明るく透明感のある肌を実現します。
他にも、血行促進により以下の効果が期待できます。
- むくみの軽減
➡リンパの流れ改善による、老廃物排出 - ハリや弾力アップ
➡コラーゲンやエラスチンの生成を促進 - 肌トラブルの予防
➡肌の免疫力が高まり、肌トラブルを予防
敏感肌や子供でも安心して使える低刺激設計
成分名 | 特徴 | 主な効果 |
セタノール | 赤ちゃん用の保湿剤に配合されることが多い 安全性が高く、非常に低刺激 |
肌表面に膜を作り、外部からの刺激から肌を保護する 保湿効果を補助し、肌を柔らかく保つ |
ミリスチン酸イソプロピル | オイル成分でありながら浸透性が高いため、 保湿力がありべたつきが少ない |
スムーズな塗布感を提供し、べたつきを抑える エモリエント効果で肌を柔らかくし、保湿をサポート |
エデト酸二ナトリウム | 商品の品質保持 | 防腐効果を補助し品質を長期間維持する 金属イオンによる変質や変色を防ぐ |
パラベン | 商品の品質保持 | 防腐効果で細菌やカビの増殖を防止 長期間の保存を可能にする |
有効成分以外を調べてみると、赤ちゃんにも使える低刺激な成分で構成されています。
成分自体は珍しいものはありませんが、長年使用され続けている安心・安全な成分のみが配合されています。
また、配合成分の種類が非常に少ないと予測できるため、アレルギーや刺激が発生しにくく、敏感肌や子供におすすめです。
医薬部外品のため成分の全てはわかりませんが、成分の種類が増えるほどアレルギーや刺激が発生する可能性が高まり、使用する人を選ぶようになってしまいます。
敏感肌や子供目線のフリー成分で安心
以下の2つの成分は商品を安く作り、見た目を良くするために配合される、作り手側の都合の成分であることが多く、できれば避けたい成分です。
- アルコールフリー
➡成分名としては「エタノール」と表示され、さっぱり感を出すために配合されることがあります。刺激となる成分の為、配合されていないものを選びましょう - 着色料フリー
➡「黄色〇号」など。配合する必要が無く、使用者にはデメリットしかありません。見た目を良くするためだけに配合されています。
ミルキークリームにはどちらも配合されておらず、敏感肌や子供に使う前提で作られている商品であり、安心して使用することができます。
ミルキークリームの正しい使い方とスキンケアの順序
ミルキークリームの正しい使い方とスキンケアの順序について紹介します。
汚れが残っている状態ではクリームの効果が発揮されないため、必ず洗顔で清潔な状態にしてから使用して下さい。
②洗顔(短く)
③化粧水
※外出時はUVケア
洗顔後の1分以内に化粧水を使ってください。
洗顔で皮脂を落とした肌は、どんどん水分が失われていく状態なのでしっかりと保湿が必要です。
さらに化粧水を使用した後は、肌がまだ湿っている間にクリームを使いましょう。
化粧水の導入効果で、クリームの成分が浸透しやすくなります。
スキンケア化粧品の選び方はこちら【初心者向け】
ミルキークリーム使用時の3つの注意点
ミルキークリームは安全性が高く使いやすい製品ですが、使用の際は以下の3つに注意してください。
- 清潔な状態で使用する
- 過剰に使用しない
- 脂性肌には向かない
1. 清潔な状態で使用する
使用方法でも説明しましたが、クレンジングや洗顔で肌を清潔な状態にしてから使用してください。
肌にメイク汚れや皮脂が残っている状態だと、クリームの効果が発揮されないだけでなく、汚れとクリームの油分が混ざり、肌トラブルが発生してしまう可能性があります。
間違った使用方法は効果を下げる原因です。
2. 過剰に使用しない
クリームは必要以上に多く塗ると、毛穴詰まりやテカリ、べたつきの原因になります。
顔にぽつぽつと置いてから塗り伸ばす方法よりも、一度手で広げてから顔に塗ると適量になるのでおすすめです。
3. 脂性肌には向かない
ヘパリン類似物質はべたつきが少ない高保湿成分ですが、それでも脂性肌の人は皮脂とあわせてべたつきを感じてしまいます。
特に夏は皮脂の分泌が多くなるため、脂性肌の人は夏の使用はやめてください。
どうしても使用する場合は夜の保湿ケアに使うのがオススメです。
ミルキークリームの基本情報
商品名 |
乾燥肌用薬用クリームHP-D
|
メーカー | 自立の株式会社 |
カテゴリー |
クリーム
|
容量 |
60g(約1ヶ月分)
|
価格 |
3,490円(税込)
初回購入990円
定期購入2,980円
|
主要成分 |
ヘパリン類似物質
|
特徴 | ヘパリン類似物質で高保湿と血行促進効果 肌のバリア機能とターンオーバーの改善 |
対応肌質 |
乾燥肌・敏感肌
|
使用頻度 |
毎日使用可能(朝晩推奨)
|
香り | 白檀、柚子、桜、金木犀 |
全成分 | 【有効成分】 ヘパリン類似物質、グリチルリチン酸ジカリウム 【配合成分】 セタノール、ミリスチン酸イソプロピル、エデト酸二ナトリウム、パラベン、香料 |
その他の特徴 | 子供向けに開発されており、低刺激で安心 |
まとめ:ヘパリン類似物質配合で敏感肌と子供でも使える高保湿クリーム
ミルキークリームはヘパリン類似物質配合で敏感肌と子供でも使える高保湿クリームです。
医薬部外品なので成分の配合量が保障されており、厚生労働省に効果があると認められた成分構成で作られています。(成分構成は許可なく変更することもできません。)
ヘパリン類似物質は同じような効果を持つ成分がなく、製造できる会社も限られています。
価格は高くなってしまいますが、その分効果が実感できる良い商品になっていると思います。
化粧品は人によって肌にあわないものもあります。必ず少量から使用し、赤み・かゆみがでたら使うのを止めましょう。